身体がかゆい!季節の変わり目が原因?!
ヘアカラー、白髪染めなどを提供している福岡市城南区片江にあるヘアカラー専門の美容室美容院「頭皮健康&カラーサロンmegumi」では、肌・頭皮のかゆみ、頭皮の赤みなどのお悩み心配事をご相談を多数いただいております。そこで、今回は「身体のかゆみ」と「かゆみの対策」をテーマにお伝え出来たらと思います。最後までぜひご覧ください。
季節に関係なく体がかゆい
こんな症状ありませんか?
- ● 皮膚に赤いふくらみがあり、かゆい
- ● 関節部分や首の皮膚にかゆみのある発疹があり、良くなったり悪くなったりを繰り返す
- ● すねやふくらはぎ、ふとももの皮膚がカサカサしてかゆい
実は、かゆみの出る場所で原因が異なります。
体がかゆい場合にまず考えられるのがドライスキンです。
通常、皮膚には天然のバリアがあり、外の刺激から肌を守ってくれますが、水分と油分が失われて、守ってくれるものがない状態になると、かゆみが発生します。
皮膚に赤いポツポツがあり、かゆい場合はじんましんの可能性があります。
ほとんどは、数十分から1日以内に消えてしまう一時的なものですが、治まらない場合は皮膚科に行くと抗ヒスタミン系の薬を処方してもらえます。似た症状に湿疹が挙げられますが、治療薬が異なるので自己判断は禁物。
関節部分や首に発疹があり、何らかの皮膚トラブルを抱えている人はアトピー性皮膚炎が考えられます。
代表的な症状をまとめると、3つ。
- 肌の水分と油分が失われる「ドライスキン」
皮膚の水分と油分が失われている状態です。主にふくらはぎやすね、太ももがかゆくなることが多いです。エアコンで乾燥した部屋にいるにもかかわらず、水分摂取をしないとドライスキンになる場合も。
- 食べ物からストレスまで原因はさまざま「じんましん」
ひと口にじんましんといっても、ストレスや寒暖差などの物理的な原因によるものや、食べ物や薬剤などアレルギーによるものまで原因はさまざま。原因物質を取り除くことで改善することができます。
- 化学物質などの要因で大人になってから発症することも「アトピー性皮膚炎」
化学物質などの外的要因やドライスキンに起因するなど、大人でも発症するアトピー性皮膚炎。
子どもの頃アトピーだったという場合も、ストレス境の変化により再び発症することもあります。
皆さまに行っていただきたいことは、
◆ドライスキン予防に冬場でも水分摂取を取ることです。
肌の乾燥には関係ないと思われがちですが、水分の摂取が不足しているとドライスキンになることもあります。エアコンで乾燥したオフィスなどにいる場合は、冬場でもきちんと水を飲むようにしましょう。
コレで不調を解決!
- 乾燥しにくい入浴法
ドライスキンのセルフケア。入浴環境を変えることです。
ボディソープ・シャンプーは低刺激&少量を低刺激のものを選び、少量をよく泡立ててから洗いましょう。ゴシゴシと洗いすぎないよう注意。
熱いお湯はNGお湯が熱すぎると血行がよくなり、かゆみが強くなってしまいます。40°C前後がおすすめです。
- お風呂上がりは必ず保湿をしてください。
お風呂上がりは皮脂や角質が取れてしまっている状態。保湿クリームやローションなどを必ず全身に塗りましょう。
- かゆみを起こしにくい生活
空調:乾燥のもとのなる暖房器具を使う際、は、加湿器を併用しましょう。
衣類:肌に直接触れる下着類は、優しい肌ざわりの木綿素材のものを。
食生活:血行をよくするアルコールや辛い食べ物は、なるべく、避けましょう。
★ガマンできない乾燥には「ヒルドイド」を塗りましょう!
ヒルドイドは、ヘパリン類似物質という保湿成分が入った薬で、高い保湿性と保水性があります。
ドライスキンによいと長年使われています。
皮膚科を受診すると、保険適用で購入することができるので、強い乾燥やかゆみで悩んでいる場合は、医師に相談してみましょう。
◆かゆみに対しての主な薬の種類
・ステロイド薬(内服・外用)
抗炎症作用でかゆみをやわらげます。外用薬と内服薬がありますが、量や服用期間によっては副作用もあるので使用には注意が必要。
・抗ヒスタミン、抗アレルギー薬
かゆみのもととなる原因物質に対しての対処法として使用する薬。原因物質がヒスタミンではない場合は効果がありません。
・タクロリムス(内服・外用)
アレルギーの免疫反応を抑制して、かゆみや炎症を抑えます。
自分では清潔にしているつもりなのに、足がかゆい!
自分では清潔にしているつもりなのに、足がかゆい!
こんな症状はありませんか?
- ● 足の指の間の皮がむける、もしくは土踏まずや指の付け根に水疱がある
- ● 夏や季節の変わり目に足の裏に1~2mmの水疱ができる。
「足のかゆみ」は、皮膚科に受診したうえでセルフケアをしましょう!
足のかゆみというと真っ先に思い浮かべるのが水虫でしょう。
たしかに、水虫は日本人の4~5人に1人が当てはまると言われている病気で、白癬(はくせん)菌というカビの一種が原因です。梅雨から夏場にかけて症状を訴える人が多いですが、これは高温多湿が好きな白癬菌が、空気が乾燥する秋~冬はお休み状態になるから。自然治癒はしないので、皮膚科を受診して薬をもらった上でセルフケアをするようにしましょう。
一方、汗疱は手足の裏や指にできる1~2mmの水ぶくれ。
かゆみもあり、水虫との見極めが難しい病気です。汗が原因で発症するため、セルフケアはこまめに汗を拭くことですが、症状に変化が見られない場合は受診しましょう。
こんな症状はありませんか?代表的なものをまとめると、
- ● 水虫菌に触れることで感染「水虫」
水虫の原因となるのは白癬菌がというカビの一種。足にできる水虫は足白癬、爪の中にできるのは爪白癬といいます。水虫の人の足から落ちた垢に接触し24時間洗わないと感染します。
- ● 汗が原因でできることが多い「汗泡(かんぽう)」
夏や季節の変わり目などの汗をかきやすい季節に1~2mmほどの大きさの水ぶくれができます。子どもがなることが多いです。かゆみもあり、水虫と間違われやすいですが、感染はしません。
こんな症状も水虫の可能性が
- ・ 薬指と小指の間の皮が剥ける
- ・ 土踏まずに水疱ができてかゆい
- ・ かかとの角質がザラザラし、皮が剥ける
- ・ 爪が白く変色してポロポロ崩れる
「足の指の間がじゅくじゅくしてかゆい」というイメージのある水虫ですが、足がカサカサでもかゆみがなくても水虫の可能性が。左のような症状がないかチェックしてみましょう。
人目も気になる顔の痒み(かゆみ)、赤み
こんな症状はありませんか?
- ● 顔がカサカサしてかゆい
- ● 顔に赤いポツポツができて、かゆみやヒリヒリがある
- ● 額の中央、鼻筋、あごなど顔の中心以外に発疹がある
保湿と原因物質究明をして、
顔の乾燥やかゆみに悩まされているという人は多いもの。まず考えられるのがドライスキン。
肌の必須成分、セラミドが失われると乾燥肌になり、外からの刺激を受けやすくなってしまいます。
セルフケアとしてはやっぱり保湿です!
肌の保湿成分と同じセラミドの成分が入ったアイテムを使うといいでしょう。
ほかには、アレルギー物質や何らかの刺激がかゆみのもとになっている場合もあります。
「何らかの刺激」というのは、化粧品やアクセサリーなど顔に触っているすべての物のことです。
例えば、withコロナの時代に欠かせないマスクが刺激になっている可能性もあります。
マスクを外して生活するのは当分難しそうなので、自分に合った素材のマスクを探しましょう。
ほおにできた赤いかゆい線原因はマスクかもしれません!
新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、マスクは手放せない存在になりました。
しばらくマスク生活を続けていると、ほおがかゆくなり、鏡を見てみると赤い一本の線が出来ていることも。
そこはまさにマスクのひもが触れている部分だと思われます。
布マスクに切り替えたところ、かゆみも赤みも消えてひと安心ということも増えています。
十分気をつけてください。
あなたはどれかに大東しますか??
顔のセラミドが減少しているのかも「ドライスキン」
肌の保湿成分セラミドが減少すると、ドライスキンになります。乾燥に加えて顔に赤みがあったり皮が剥けたりしている場合は刺激を避けたケアを。ピリピリ染みることのない化粧品を使用しましょう。
アレルギー物質や刺激物に触れている可能性あり「アレルギー性皮膚炎or刺激による皮膚炎」
アレルギーによる皮膚炎は、特定の物質にアレルギーをもっている場合に発生します。刺激による皮膚炎は、肌に慢性的な刺激を受けることでピリピリしたり赤くなったりするものです。
保湿不足が症状悪化の原因になる場合も「アトピー性皮膚炎」
顔の特定の部位に発疹がある場合はアトピー性皮膚炎の可能性があります。子どもの頃アトピーの症状があったという人はドライスキンなどに起因して再発するおそれが。
◇ほかに考えられる「肝臓の病気」
赤く腫れてもいないし、乾燥もしていないにかわらず、かゆみを感じる場合は肝臓の病気の可能性があります。顔だけでなく全身がかゆくなったり顔や黄色くなったりした場合(黄疸:おうだん)は、すみやかに受診してください。
コレで不調を解決!「人目も気になる顔のかゆみ、赤み」
ドライスキンのセルフケア。保湿&漢方についてご紹介します!
正しい保湿の手順
- ① 化粧水
ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなど保湿力の高い成分の高い化粧水を選びます。
- ② 美容液
化粧水の次に保湿美容液をプラス。化粧水で防ぎきれない乾燥をカバーしてくれます。
- ③ 乳液
化粧水がなじんだら、乳液でフタを。乳液も化粧水も500円玉大くらいの量がめやす。
★ドライスキンに効く漢方「当帰飲子(とうきいんし)」
一般的に「肌トラブル」に使われ、乾燥肌や皮膚のかゆみに悩む方向けの漢方薬です。
肌の乾燥やかゆみを内側から改善するには漢方薬の当帰飲子(とうきいんし)がおすすめです。
「当帰飲子(とうきいんし)」は、「血(けつ)」を補給する「四物湯(しもつとう)」をベースに、「気」を補う生薬やかゆみを止める生薬を配合した処方。肌に栄養分とうるおいを与え、乾燥肌を改善します。
引用元:https://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/prescription/tokiinshi.html
アレルギーもしくは刺激による皮膚炎のセルフケアは、意外な刺激を見つけることが出来ます。
花粉症などアレルギーがない場合、普段肌に触れているもの等、パッチテストをしてで、チェックしてみましょう。
一番確実なことは、アレルギー検査を受けることです!
自分に何のアレルギーがあるのかわからない場合は、内科や皮膚科で受けられるアレルギー検査が便利です。
ホコリ、植物、動物の毛、カビの胞子など吸い込むことで体に入るものや、食べ物に対してアレルギーの有無を調べることができます。
ここでアドバイス!
正しい洗顔のしかたをマスターしよう!
1.ぬるま湯で顔を少し濡らす
まずは顔を軽く濡らします。分な皮脂を落としやすいぬるま湯くらいの温度がおすすめ。
ぬるま湯の温度は32~35°Cくらいがおすすめ
2.洗顔料をしっかりと泡立てる
洗顔料は泡が両手にふんわり乗るくらいまで泡立てます。泡立てネットを使ってもOK。
3.泡をなじませるようにして洗う
ごしごしこすらず泡で洗うように意識して。細かい箇所は指の腹を使って優しく洗うようにします。
4.ぬるま湯でしっかりすすぐ
すすぐときもぬるま湯で。すすぎ残しを防ぐため、あらかじめ泡を手で落としておくとよいでしょう。
5.タオルで優しく水分を拭き取る
顔を拭くときもゴシゴシはNG。肌に少し水分が残るくらいを意識して優しく水分を押さえます。
今回は長文をご一読いただき、ありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに♪
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<引用元>
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・ 厚生労働省の補助事業「一般社団法人日本アレルギー学会が運営するサイト」アレルギー疾患に関する適切な情報を知れます!
・消費者庁ウェブサイト「毛染めによるアレルギーに御注意!」の喚起ページ
・藤田医科大学 ばんたね病院 総合アレルギー科「アレルギーでお困りの皆様へ」
・一般社団法人日本化粧品検定協会 Japan Cosmetic Licensing Association (JCLA)